2012/08/15(水) 17:56 - kugani (男)
35年前の話です。
私が、大阪の天神橋筋商店街を歩いていると、寿司屋の店頭で寿司を販売しており、その列に並んだ。
ふ~ん、大阪では店先でも寿司を売るのか、メニューには・イクラ・トロ等・・・???。
あれ、「し・こ・ぎ・り・」大阪では変わった寿司があるなと、考えていると
店員 「兄ちゃん、なにすんねん?」
私 「し・こ・ぎ・り・下さい。」
店員 「なんやてぇ~。」
私 「その、し・こ・ぎ・り・」と、大きな声で答えた。
店員 「なに言うてんねん、そんなんあらへんで」
メニューに書かれているのに、なんで?と思っていると、私の後ろに並んでいた大阪の
オバチャン 「兄ちゃん、外人かいな、{に・ぎ・り・}てぇ読むんやで」と、私の背中を指で突きながら
声を掛けてきた。 私は、その瞬間に間違いに気付いた。 メニューは、横書きで「に」の文字の間隔が離れており「し・こ」読んでしまったのだ。
私の説明に並んでいた客が大笑いしたが、その後、道端で逢うと「し・こ・ぎ・り・の兄ちゃん」と声を
掛けられるようになった。
大阪での生活が長くなったな~と、思いつつ泡盛を飲んでいます
KUGANI